病児の診察について
小児科では、新生児・乳児の定期健診、予防接種、育児相談を中心に診察を行います。
新生児が多くおられますので、発熱、嘔吐、下痢など感染の疑いがある病児の診察は、お受けできませんので、ご了承ください。なお、ご不明な点は、小児科診療時間内にお電話でご相談ください。(担当医師 小橋 ひろみ)
乳児健診
生後1ヵ月・3~5ヵ月・7~8ヵ月・9〜10ヵ月(岡山市は一部補助あり)・1歳で身体的・精神的な成長を診させて頂きます。
育児相談
赤ちゃんに関して、ちょっと気になるあんな事・こんな事・どこに相談すればよいのか分からない事など、何でも言って頂ければ全力で対応させて頂きます。
何か困った事があった時に「そうだ、ももに行ってみよう」と思って頂ける診療所になれたら嬉しいです。
予防接種とは?
ら赤ちゃんが受けなければならない予防接種の種類が多くなりました。生後2ヵ月から5~6ヵ月までは、ほぼ1ヵ月ごとに4〜5種類のワクチンを計11〜14回も接種しなければなりません。
お母様方が混乱しないように、しっかりと説明をし、接種の予定を立てさせて頂きます。
予防接種とはワクチンを接種して、免疫(病気に対する抵抗力)を作ることにより、発病を予防したり、症状を軽くしたりする方法です。お子さんの健やかな成長のために、予防接種について正しい知識を持ち安全に受けられるように医師にご相談ください。
予防接種を受ける前に注意したいこと
- 接種の前日は入浴させ身体を清潔にしましょう。
- 接種当日は、朝からお子さんの状態をよく観察し、普段と変わったところがないか確認しましょう。
- 清潔な衣服を着せ、お子さんの状態をよく知っている保護者が同行しましょう。
- 予診票はお子さんを診察して接種する医師への大切な情報です。正しく記入しましょう。
- 母子健康手帳には予防接種の大切な記録を記入します。忘れないように持参しましょう。
医師との相談が必要な場合
- カゼのひきはじめの症状のある方
- 今までに薬によるアレルギー症状が出たことがある方
- 他の予防接種を受けたとき、異常がみられた方
- 直近に周りの人が麻しん、風しん、おたふくかぜ、水痘などにかかっていたとき
- 心臓病、肝臓病、腎臓病、血液の病気などの持病がある方
- 低出生体重児などで、発育について医師に指導を受けている方
- 今までにけいれんを起こしたことのある方
その他、気になることがある方は、遠慮なくご相談ください。
予防接種を受けられない場合
- 37.5度以上の発熱があるとき
- 急性の病気にかかっているとき
- 医師が診察し、不適当と判断したとき
予防接種を受けた後は
- 接種後15〜30分間は、接種を受けた場所でお子さんの様子をみましょう。急な副反応はこの間に起こる場合があります。
- 接種当日は、はげしい運動等は避けましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差支えがありません。
当院で行なっている予防接種
定期予防接種
予防接種名 | 対象年齢 | 接種回数 | 注釈 |
---|---|---|---|
5種混合ワクチン(ヒブワクチン+4種混合ワクチン) | 生後2ヶ月から | 4回 | ※令和6年4月1日以降に初ワクチンを受ける児のみ |
B型肝炎ワクチン | 生後2ヵ月から | 3回 | |
小児肺炎球菌ワクチン | 生後2ヵ月から | 4回 | |
ロタウイルスワクチン | 生後2ヵ月から | 2回or3回 | |
ヒブ(インフルエンザ菌b型)ワクチン | 生後2ヵ月から | 4回 | ※令和6年3月31日までに初ワクチンを受けた児のみ |
4種混合ワクチン | 生後2ヵ月から | 4回 | ※令和6年3月31日までに初ワクチンを受けた児のみ |
BCG(結核)ワクチン | 生後5ヵ月から | 1回 | |
MR(麻疹・風疹)ワクチン | 生後12ヵ月から | 2回 | |
水痘(みずぼうそう)ワクチン | 生後12ヵ月から | 2回 | |
日本脳炎ワクチン | 3歳から | 4回 | |
2種混合ワクチン | 11歳以上13歳未満 | 1回 |
任意予防接種
おたふくかぜ、インフルエンザ